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尺八について

竹の根の部分を利用し作られた管楽器です。
竹という天然の素材を使うことから、1本1本がすべて微妙に違ったものになってきます。

尺八の歴史

名前の由来は中国・唐の時代に標準的に使用されていた尺八の長さが一尺八寸(約54.5センチ)であったことから付いた名前です。尺八の起源をはっきりと知る文献は現在には存在していません。

数千年の昔、中央アジアに竹や蘆に穴を開けた笛の類があり、その後インドに渡り仏教の布教と共に中国に入り雅楽や仏教の法器として用いられ、仏教の伝来と共にわが国へ渡来してきました。文献によれば奈良の正倉院には尺八の数管が保存されています。


江戸時代には虚無僧だけが托鉢に用いる以外は禁止されていましたが、明治4年10月普化宗の廃止により、尺八は一般に誰でも使用が許可され楽器として流行するようになった。
箏や三絃の発達と相俟ってそれらの楽器と合奏するようになり、今日の隆盛を見るようになりました。